ファイナンシャルプランナー講座の講師ブログ
ベトナムの投資ツアーから得たこと②

皆さん、こんにちは。
フォーサイトFP専任講師の伊藤です。

前回に続き、3月19日~26日にかけて、ベトナムの投資ツアーを開催したことについて、4回に分けてブログで触れていきたいと思います。

■日本の50年前。これからの発展が期待できる
 GDW社の後に訪問したのが、ビナミルクです。日本でいう雪印や明治乳業といったイメージでしょうか。ただし、ビナミルク(VNM)はもともと国営企業であり、ベトナム国内シェアも圧倒的No.1。訪問したビナミルクはホーチミンの2区にあり、洗練されたおしゃれなオフィスでした。
 面白かったのが、学校給食に牛乳が本格的に導入されたのが2010年ぐらいからとのこと。つまり、若い世代が牛乳を飲むようになったのはつい最近のことなのです。ベトナムの人口動態は日本の50年前に等しく、今後も人口が増加していくことを考慮すると、ミルクの需要は拡大し続ける可能性はあるなと感じました。カンボジアなど海外にも乳製品を販売しているようです。
 翌日は、ベトナム最大の私有企業、巨大コングロマリットであるビングループを訪問しました。なんとビングループだけでベトナムのGDPの1.6%を占めるとのこと。もともとは不動産開発などが主力でしたが、今では多岐にわたる巨大企業です。説明していただいた担当の方も大変スマートで日本の三菱のようなイメージが湧きましたね。
 夜はクルーズにて、ホーチミンの都会夜景を満喫。ホーチミンの高層ビル群はものすごい勢いで林立しており、新宿のような風景です。もうすぐ新宿を抜くのではないか?と思えるような気配がしました。勢いづいている国は何かが違います。
 まずはっきり言えることは、日本国内に閉じこもっていてはいけないこと。そして、勢いのある国(経済成長率の高い国)を見に行くことが大切です。数十年前の日本の良き時代はもう帰ってこないことでしょう。追いつかれ、追い越されるばかりだと思います。とはいえ、日本が必ずしも全くダメとも思いません。とにかく現状を知るためにも、海外に行くことをオススメします。

続きは次回にて。

<過去問題の演習>
3級・2級受験者、いずれも解いてみてください。

次の問題に答えなさい。

【問題1】
金融サービス提供法は、「金融商品の販売等に関する法律(金融商品販売法)」が改称された法律である。

<解答>〇
適切。金融サービス提供法は、「金融商品の販売等に関する法律(金融商品販売法)」が改称された法律です。

いかがでしたでしょうか?
それではまた次回、お楽しみに★